天竺の壁にもたれて眠る
演劇鑑賞第二回目。
某よく行くバーの常連さんはひとり劇団をしているのです。
前回の模範都市では脚本・演出の方のひとり劇団に参加という形で出演をされていたのですが
今回は自分の劇団でやる・・・ということで、やはり観に行ってきました。
場所は下北沢のOFF・OFFシアター。
下北沢駅南口目の前のガストの上。
本日千秋楽でございます。
前回の池袋の芸術劇場とはうってかわって、小さな劇場です。
5〜60人ぐらいが入れるかな?というかんじ。
なぜかステージに公衆トイレが。
一緒に来た人がトイレに行きたい・・と言い出したので、おもわず「そこにトイレあるじゃん」と言ってしまいましたw
そして暗転。
音楽が鳴り始めていよいよ・・・と思ったら・・・
マミーDかよ!!!!w
そして、あらすじを起こそうと思ったら普通に文章に落とすとふつー過ぎて 舞台の面白さを伝えるまでに至ることができなかったので、エッセンスだけ。
とあるいろいろな事情でマキは3週間限定で取り壊し予定の公園にある公衆トイレで生活をすることに。
恋人に振られていろいろなことがあって、インドにボランティアにいこうとしたものの、MARSで渡航延期になってしまい、しかし家や仕事も辞めてしまっていたので本人的には強がって入るもののしかたなしな感じ。
公園のトイレは市役所職員の友人が使用許可をとってくれて、合法的にマキが使える。
しかし、その公園のトイレではこっそりとAVを撮ろうとしていた監督、助監督、女優の3人組、そしてトイレを寝床としているホームレスが・・・。
「西遊記って知ってる?」
「あー、あの、猿とカッパと豚と夏目雅子が一緒に星が7つ入ったボールを集めに行くっていうやつ?」
「そうじゃなくって、三蔵法師が経典を取りに行く話。汗」
「あー、宮沢りえが三蔵法師で、唐沢寿明が孫悟空のやつね」
「いや、宮沢りえの時のは本木雅弘で唐沢寿明の時のは牧瀬里穂ね」
「」
ホームレスの一言。
お前、重い女やな〜〜、アレやろ、その恋人に”私の過去も全部まるごと受け入れてー”って全部背負わせよううとしたんやろ。
いるいる、そういう女。
あのな、人間にはな、色々なタイプがあるんや。
星座は12種類、血液型は4種類。
いろいろあるけれど最終的には人間は2種類しかおらんのや。
男と女。
いるいる、こういう女、いるいる、こういう男。
そんなもんやねん。
公園のトイレで暮らしだしたマキはショックな事が起きるとトイレの入り口の壁に持たれて眠ってしまう。
そしてその夢のなかではAV監督が孫悟空、AV女優が猪八戒、助監督が沙悟浄、元恋人が三蔵法師として出てくる。
カッパと豚はデキているけど悟空には知られたくない。
でもラブラブチュッチュでカッパは「チャーシューが好きー!!雌豚が好きー!!!でもきゅうりが一番好きー!!!」と叫ぶ。
しかし、あるとき猪八戒と沙悟浄ができていることを孫悟空が知り、沙悟浄と取っ組み合いの喧嘩になる。
孫悟空のもみあげは実は「たわし」を伸ばしてもみあげ部分に貼り付けているのですが、沙悟浄がそれを取ってしまい・・・ここからはアドリブなのか演出なのかは不明だけれど、とりあえず場内爆笑の渦。
「お前、もみあげ取んなよ!!っつーか、こすりつけんなよ!それマジでいてーって!!!」
「で、なんで右側ばっかり向いてるんですか?」(悟空が「たわし」が取れた方を観客に見せないように向いて立っているので)
猪八戒はマジ笑いをしてヒーヒー言っていてw
もうやぶれかぶれ状態で取れたもみあげを押さえている手が電話をかけているようだ、ともう反対側のもみあげたわしももぎ取られて孫悟空と沙悟浄が「たわし」を持って「もしもーし!!」とか言い出してw
最後に、マキが小さいころに出て行った母親に、それまではいろいろと理由をつけて連絡を取ろうとしていなかったのが、やっと連絡をとってみようかな、と言い出したこと。
人はなにかしら、理由をつけてやりたがらないことがある。
それは、ダメだったら、失敗したら、拒絶されたら、を恐れてそういう目に合わないために自分が傷つかないための防御線としていろいろな「やらない理由」を作りだし、やらないでいる自分自身を正当化させているのだと思います。
ただし、それはただ単に問題を先送りにしている、あるいは逃げている、というマイナスを埋めるためだけの行動であって、何も生み出さないのではないのかと思うのです。
個人的には四の五の言わずにとっととやれや、やってアカンかったらその時に考えたらええやんか、なにをナイーブぶっとんねん、傷つくのがコワイ?何アホなこと言うとんねん、自分可愛さによる自分を甘やかす行為ほど、自分を可哀想な人にする行為はない、と思っております。
この演劇のテーマとしてそういう部分があるのかはわかりませんが、少なくともそういうメッセージはあったのではないのかな、と。
つくれぽ!スカイアーチネットワークスさんの「サーバー屋のサバ缶」を更に美味しく食べる
いやー、AWS Summit Tokyoが終わりましたね。
みなさまは参加されましたでしょうか。
毎回思うのは、飛天はごーじゃす☆
というか、照明がエロい♡
それは置いといて・・・「サーバー屋のサバ缶」というサバ缶はご存知でしょうか。
スカイアーチネットワークスさんが宮城のサバ缶メーカーとコラボをして、サーバー管理者→鯖管理者→鯖缶・・・ということでサバ缶を押しに押しているということで・・・ちなみにお値段380円という鯖づくしでございます。
AWS Summitでもブース出展をしていて、今回はデフォルトの黄色いサバ缶の他にも赤いサバ缶も!!!
なぜ赤いのかというと、トレンドマイクロさんとのコラボサバ缶でトレンドマイクロさんのコーポレートカラーの赤をあしらった・・・・ということだそうです。
AWS Summitではスカイアーチネットワークスさんのブースにサバ缶マンの顔抜きパネルが置いてあって、顔抜き写真を撮ってSNSアップロードをすれば無料でいただける!!!ということだったのですが、私はトレンドマイクロさんのブースでいただきましたwww
だって、その前にトレンドマイクロさんに「お前、ウチの事例に載ってるんだからDeepSecurityのステッカーを配ってこいや!(意訳)」と大量のステッカーを渡され、健気に・・むしろ無理くり配りまくったのでサバ缶くれよ、という裏交渉(?)の成果です。
そしてなんだか気になる記事ががが・・・
炊き込みご飯に鯖フレーク・・・ごくり。
・・・・ハッ!!!!
ここは同じくAWSユーザーのクックパッドさんよろしく、つくれぽをせねば!!!!
ちゅーことで、作りました。
今回使うのはトレンドマイクロエディションの赤いサバ缶2つ。
※黄色いのも赤いのもどちらも、みそ味です。
材料はこちら。
分量はクラメソさんバージョンとほぼ一緒ですが、差分はピーマン、舞茸、たけのこ、みょうが、大葉、です。
お米を研いで、人参、舞茸、たけのこ、生姜(半分でOK)をみじん切りにしたものとサバ缶とサバ缶の汁としょうゆ、みりん、調味酒を炊飯器にIN!!!!
・・・と思ったら、ウチの炊飯器(3合炊き)では炊き込みご飯は2合まで、ということを3合分のお米を研いで炊飯器にINした後に気がついて・・・orz
急遽、ル・クルーゼの鍋で炊くことに。
サバ缶を入れる前に写真を撮っちゃったのですが、この後にちゃんとサバ缶を入れています・・・
後ろの方から手際が悪いとヤジが飛んでます・・・orz
お鍋で炊き込みご飯をする場合、まずは強火で10分、その後弱火で15分、日を止めて10分蒸らしとなります。
最初に強火で炊く場合はさらさらとした食感となるため、もちもちとした食感がお好みの場合は最初は強火ではなく、中火でコトコトやってください。
そして、弱火にしたあたりからピーマン3〜4個と残りのしょうがを切ります。
というか、このへんでサバ缶フレークを作るのがめんどくさくなったので、メニューを変えてます。
ワインはアレよね、キッチンドランカーの必需品よね。
スペイン産のワインです。
うまし。
ちゅうことで、ピーマンをまずフライパンで炒めます。
そして、いい感じになったらサバ缶をフライパンにIN!
鯖フレークの場合、汁はクラメソさんは飲んじゃってますがこちらは汁もフライパンにINします。
そして、しょうがもフライパンにIN!!
こんなかんじで。
そして、ひと煮立ちして生姜の香りが立っていい感じになったら器に盛ります。
ちなみに炒めている間に炊き込みご飯も火を止めて蒸らしに入っています。
そうすると、ピーマンとサバ缶炒めが出来上がる頃には炊き込みご飯も出来上がる、という寸法、
炊き込みごはーーーーーん!!!!
ピーマンとサバ缶炒め!!
大葉とみょうがは細切りにして、炊き込みご飯の上にこんなかんじで載せます。
うまし!!!!
一度ご賞味あれ!!!!
In the brand new early summer!!
杉ときて、桜が超高速で走り去り、檜の季節がもうそろそろ過ぎようとしております。
檜花粉症のワタクシにとってこのGWが正念場という過酷な日々を過ごしておりますがみなさまいかがお過ごしでしょうか。
んんなこたぁーーどうでもいーんだけど!
はい、JAWS-UG東京を5/26(木)にやりますよ!
抽選制なので5/23(月)の抽選発表日まではみなさんにチャンスがありますよ!!
イベントページを公開してから4時間で50名を超える申し込みがありました。
ありがとうございます!!!
JAWS-UG東京が沈黙してから約2年の歳月が過ぎました。
当時は私もイチ参加者という立場でした。
そのうち、首都圏ではいろいろな専門支部ができあがり、私も初心者支部、アーキテクチャ専門支部、情シス支部と運営をしてきて、正直今の首都圏でのAWSの盛り上がりからすると専門支部がたくさんある現状というものに満足してしまっていて、JAWS-UG東京という存在はもはや要らないのではないか、なんてことを思ったこともありました。
ただそれが「アーリーアダプター」な状況に身をおいている自分のエゴではないか、まだまだこれからAWSを利用するようになるユーザーというのは自分が思っている以上にたくさんいるのではないか、どの専門支部にも当てはまらない、ジェネラルな場を必要としている人っているのでは、ということをAWSのエバンジェリストの高岡さんに気付かされ、なにごとも勉強、これも挑戦、ということでやってみることにしてみました。
とりあえずはAWS Summit Tokyo 2016直前スペシャルということで、先日シカゴで行われたAWS Summit Chicagoで発表された大型アップデートの説明をソリューションアーキテクトの渡邉源太さんに、AWS Summit Tokyoの見どころをテクニカルエバンジェリストの高岡さんにご説明いただき、さらにはこの約2年の間にたくさん増えた首都圏を中心に活動をしている支部の運営メンバーのみなさんに自分の支部の紹介をしていただく、というカタチでJAWS-UG東京の復活をしようと考えています。
私自身もそうですが、他の賛同してくれたメンバーも他支部との掛け持ち運営となるため、運用コストならぬ運営コストの削減、でも内容に対して手抜きはしない、そんなかんじでやっていこうと考えております。
ほぼほぼのみなさんもエンジニアやIT業界に身を置く人たちなんで運用コストの削減って大事なのはわかるよね!!
ちなみに、AWS Samurai 2015に選ばれた際のエントリーにも書きましたが今年の新たなチャレンジその1となります。
「その1」という前フリ、よぉぉーーーく覚えていてくださいね!w
事前知識皆無で勢いだけでひとり旅に出てみた結果 ~仙台~
いやー、これ、1月の話なのですがJAWS DAYSやらなんやらやってたら4月になっちゃいましたw
コトのはじまり
サービス業や小売業をしている会社はどこも同じだとは思いますが、お店が年中無休なのでシステムも年中無休・・・ということは情シスも年中無休なのです。
というわけで私の2015年の仕事納めは大晦日、2016年の仕事始めは元旦なのでした。
さすがに毎年年末年始出ているということはなく、チーム内で交代でやってるんですけどね。
そして、ちゃんと振替で「年末年始休暇」もあります。
ということで、年末に出来なかった大掃除やら何やらしてぐーたらしてみて・・・でもなんか冬休みっぽいこともしたい・・・
そうだ、旅に出よう!
うーん、どこへ?
東北って行ったこと無いなー・・・東北というと・・・
仙台!
というのを6日間の休暇中の4日目に思いつきましてw
さらに言うと、みんな年明けでガンバルマンモードなので一緒に行ってくれるような人もいるわけがなく・・・ひとりで行きました。
そして、初東北なので当たり前ですが初仙台です。
もともと西日本の人なので仙台といっても牛タンぐらいしかわかりません。
普段、旅行にいく場合は海外でも国内でもある程度事前に観光名所やお店などの行きたいところを調べてから行く派なのですが、いかんせん決めたのが前日の夜。
さらに言えば23時過ぎの「某よく行く近所のバー」で。
その時一緒に飲んでいた常連さんから「仙台に行くなら利休の牛タンが美味しいよ!それと、ずんだ餅!!」という情報のみ。
仙台上陸
とりあえず翌日、はやてに乗りました。
装備は着替えとMac、iPhone、電池。
午前中に出ようと思ってたら会社から電話があってちょっとした対応をしてからになってしまったので、午後になってしまいましたが。
はやぶさとこまちも生で初めて見ました。
赤い新幹線ってなんかカッコいいですね。
3倍速そうな気がしますが緑色の新幹線も連結してるから普通なんでしょうね。
というわけで仙台到着。
ホテルすらも予約できてなかったのでとりあえず新幹線で移動中にMacを開いてホテルを予約。
「旅行会社の中の人」ではあるのですが、流石に前日に決めたので社割とかそういうのは全く使わない旅になります。
※そもそも休暇中なので申請自体ができません。
そして、住んでいるのは仙台ではないけれど勤務地が仙台という方にFBのメッセで「仙台の観光地を教えて下さい・・」と聞いてみたら
「仙台の観光地だと松島や石巻、女川などが電車ですぐ行けるのでオススメです。
今は牡蠣のシーズンなのでお好きならいいかも。
市内だと横丁がたくさんあるのと、小さな神社などが商店街の中に点在してるので、探しつつ散歩は楽しいかもです〜」とのこと。
知り合いがたくさんいるっていいですね、ありがとうございます。
到着した時点で15時半ぐらいだったので、とりあえず仙台駅周辺をぶらぶらしてみよう、ということでアテもなく歩いていると・・「青葉城跡こっち」という道路標識を発見。
GoogleMapでみても約3キロ、徒歩45分ほどと出ていたので丁度いいかも、と歩く歩く歩く・・・・
陽がとっぷりと暮れてしまいました・・・・orz
真っ暗。
東京よりも東にあるから日が落ちるのも早いんですね。。
その頃には青葉城跡まであと1キロちょっとという地点のため、引き返すのもなんか悔しい。。。
というわけでやっぱり歩く歩く歩く歩く・・・
ナニコレ。。。。
地下鉄があるなんて聞いてないんですけど。。
12月に開業したばかりのようですね。
そんな感じで青葉城跡。
夜景が綺麗ですーー
つうか、夜の山の中はコワイねw
と、地下鉄があることがわかったので地下鉄に乗って仙台駅前に戻ろうと、、、、また迷ったw
ので、ぐーぐるまっぷ大先生に聞いてみたのですが・・・
路線がない・・・
よくわかんないのでなんかテキトーに歩いて国際センター駅に到着して見たのですがやっぱりない・・・
青いポイントの部分が確かに駅の入口なんですけどねー。
マップのアップデートって結構時間がかかるものなんですねー。
※4/9時点ではアップデートされて路線が追記されていました。
牛タンまつり
そんなこんなで仙台駅前に戻って牛タン!!!!!
こちらもFBで教えていただいた善治郎へ行き。
茹でタン(右上)、もつ煮っぽい感じのタン(お通しなんですこれ!!)、とろろ。
牛タン焼き、牛タンつくね、牛タンソーセージ。
焼きかまぼこ。
正直自分で焼くとは思ってなかった。
旅行あるあるだと思うのですが、せっかく旅行で来たんだし!
と、いろいろと頼んじゃうんですよね。
しかし、ひとり旅なもんで自分の胃袋の限界にトライアウトするつもりなんて全然なくって・・・・いや、ホントなかったのですが・・・
限界に挑戦してしまいました・・・w
おかげで、お腹パンパンw
腹ごなしのために商店街をぷらぷら歩いてみたりしていたのですが・・・
交差点に横断歩道がなくて地下をくぐるようになっているんですね。
この地下道、面白いです。
地下で一旦全部つながるから斜めに渡ることもできるんですよね。
よくよく考えればそっちのほうが便利じゃん、と思うのですが、初めて見たので感動しましたw
ああ松島や
2日目。
これまた松島なら電車でも余裕でいけますよ!と教えてもらったので松島へ。
流石に松島情報はホテルでMacを広げていろいろと検索しましたw
天橋立は昔行ったことがあるので、あとは宮島に行けば日本三景コンプですね。
遊覧船にも乗りましたー
見よ、このエビの反りっぷり。
ヒゲの打点が高いです。
これまた松華堂のカステラがおいしいよ、と教えられて行ってみたら、遅いお正月休みでした・・・。
まぁ、、、私もそうなんだからそうだよねーーーw
そして福浦島へ。
ほぼほぼ道が整備されていない、山道状態です。
私が「山﨑」だからなのか・・・旅先では何故か山に迷い込んでしまうんですよねw
トボトボとあるいて海と山道の景色を楽しみました。
まさに風光明媚。
言葉なんて飾りにすらもならない。
絶景の前では言葉なんて何の意味もなさない。
というわけで、しばらく写真をお楽しみください
※手抜きしてるわけじゃないのよw
瑞巌寺に行こうと思っていたら、閉門が3時で間に合わなかったので隣の円通院をひとまわり。
福浦島で遊びすぎたw
ちゅうわけで、帰りはこまちで。
といってもはやぶさとカラーリングが一緒ですがw
それともこれは、どちらかがはやぶさでどちらかがこまちなのでしょうか・・・。。
勢いだけでひとり旅に出てみた結果
はい、楽しかったです!!!w
行き当たりばったりの旅というのも良いものですね。
というのはさておき、デバイスと電波さえあればなんとかなります。
最悪、電波がなくてスマホやPCで検索ができないにしても日本語が通じる!!
以前、海外で仕事をしている高校時代の友人(大阪出身)が東京に来て一緒に晩ごはんをした帰り道に「ホテルまでの道わかる?大丈夫?」と聞いたら「大丈夫!私、日本語しゃべれるし!!」と言っていたのがものすごく印象に残っているのですが、聞きゃーいいんです。
海外だったとしても単語連発でもいいんです。
ボディーランゲージでもなんとかなるモンです!
あと、持つべきものは遠くの友人!
いろいろと仙台情報を教えてくれたみなさま、ありがとうございました!!
西新宿で起こる転機
みなさま、先週末は西新宿に行きましたか?
行った人へ、楽しかったですか?
新たな発見や気付き、刺激はありましたか?
行かなかった・行けなかった人へ、来年の3月の土日は予定を開けておきましょう!!
JAWS DAYS あのとき このとき
去年、はじめてJAWS DAYSに参加しまして。
その時は沖縄の西島さんにお声がけいただいて、今年はありませんでしたが初心者トラックでRDSを作るハンズオンの講師をしていました。(西島さんあざます!!)
しかも、人生2回めの登壇w
そして無謀にもMulti-AZ構成で作らせるというw
※RDSのMulti-AZ構成の場合、最後にポチってから起動しきるまでに約30分かかります
今年は前記事にも書きましたがユーザートラックの企画をしていました。
そんな感じで「ブログを書くまでが勉強会」という格言?通りにつらつらと・・・
前日はとりあえず飲む。
3/11、JAWS DAYSの前日。
大阪、名古屋でRoadTripといって、貸切夜行バスで東京へ向かう前にHUBで飲んでから・・・というイベントがありました。
そりゃ、本丸東京もやらなきゃでしょ、ということで。
東北の人たちが前日入りするということだったので合同開催です。
事前にFacebookでイベント作成をして呼びかけてみたら参加予定が45人、興味ありが50人ということになってしまったため、急遽、HUB新宿西口大ガード店と82新宿西口大ガード店の2店舗でMulti-AZするということに。
※HUBを貸切にする場合、コース予約が必要なのです・・・
AWS-HUBの良さというのはキャッシュオンデリバリー(注文時支払い)で幹事をしなくても良い所なので。。
とりあえずこんな感じでえらいことに。
ハンズラボ長谷川さんが上機嫌で12時頃に乱入し、みんなにお酒をおごりまくり、さらにはラーメンまでおごられ、帰宅が3時頃になってしまうという・・・
起きられなかったらごめんなさい・・・とつぶやき強制シャットダウン・・・喜多羅さんの即レスが謎すぎますw
当日
JAWS DAYSスタッフの朝は早い・・
なんとか起きましたw
私、えらいwww
そして、キンコーズで諸々の印刷物を印刷。。
A2以上のサイズの印刷に1時間以上も待たされるなんて知らなかったYO!!
最初2時間かかると言われて「そんなにかかるんですか!!」と思わず声が裏返ってしまって1時間にしてもらったYO!!
→来年の印刷担当さん、ご注意を・・・
ユーザートラックはココ。
そして当日はユーザートラックに張り付き・・・
どのセッションも満員御礼。
まずはアンデルセンの堀尾さんから「地方のユーザーはクラウドで幸せになれるか」
www.slideshare.net
そして、ヤマハ発動機の原子さんから「地方のユーザとクラウド」
ここからは4コマ連続パネルセッションが始まります。
全コマあわせて総勢16名のモデレーター、パネラーが登壇です。
ユーザの本音、AWS入れてどうなった?
こんな感じで後ろまで大盛況。
立ち見の人が通路にまで溢れでて「通路がふさがっているので三歩前に詰めてください!!」とお声がけをしていました・・・
そして、交通整理をしているところを次のセッションの登壇者の人たちに見られて「AWSサムライが交通整理してるwww」と笑われるという・・・手伝ってよw
Twitter上ではこんなコメントもw
そんな感じで飲んでた人たちw
「長谷川秀樹のIT酒場放浪記 情シス不要論編〜情シス不要論にみるIT部門のありかたとは〜」
「ユーザ企業はベンダーに何をもとめてる?」
「長谷川秀樹のIT酒場放浪記 SI不要論編〜「SIerの余命は5年」は本当なのか〜」
AWS SAMURAI 公開インタビュー
13時からはアスキーの大谷さんによるAWS SAMURAIインタビュー企画があったのでJAWS-UGブースでインタビューを。。
サムライっぽい格好でなにか・・・と緋村剣心にするか沖田総司にするかで悩みまくって、決められずにいたら大谷さんが羽織袴を用意してくれるということで、とりあえず頭だけサムライを意識して・・・
真田家の家紋、地獄の六文銭。
ちゃんとこういうかんざしがあるんです。
全部手作りなのでパーツが壊れても修理してもらえる!!
※真田家と山﨑家は何の関係もございません。
で、こんな感じでインタビューされてました。
「山﨑さんが凛々しい」、「音海サムライ」とお褒めの言葉?をFBでたくさんいただき・・・あざます!!
会社の導入事例等で会社のシステムとかのことについて話すことはあっても、自分自身のことをインタビューされるというのはよっぽどのことでもない限りないことなので、すごく貴重な体験でした。
でも、だいたい終わった後に「あれも言っとけばよかった、これも言っとけばよかった」となってしまうんですよね・・・ねぇ、大谷さんw
懇親会
懇親会ではアマゾンウェブサービスジャパンの小島さんの乾杯から。
今年でAWSのサービスローンチから10年経つんだそうですよ!
ということで「Happy Birthday」と書かれたケーキを片手に乾杯。
そしておなじみLT大会。
やっぱりこのお二人の安定感はハンパないです。
AWS公式芸人ことAWSソリューションアーキテクトの清水さん。
観る人みんなが笑顔になるLTをしてくれる大串(メガネ)さん。
そして、こんな発表もありました。
JAWS-UG地方大勉強会として開催されるJAWS FESTA。
今年は名古屋ですよ!!
※日程はまだ未定ですがだいたい秋ぐらいです
そしてAWS SAMURAI 2015の紹介、ということで・・・
呼ばれる前に周りにいた人たちから「わかってるよね!わかってるよね!!」と言われ、なんのことだ・・・と思っていたのですが・・・
こういうことですね。
ちょっとブレてしまってますが・・・壇上より。
最後にSAMURAI4人で。
からの~、HUB!
お分かりいただけるだろうか、この混雑っぷり。
最初HUB新宿西口大ガード店に行ってみたらいっぱいだったので82新宿西口大ガード店に移動・・
そして、JAWS DAYS参加者でお店を占拠してしまいましたw
終えてみて
いやー、楽しかった!
参加されたみなさま、ご登壇いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
今回初めてトラックオーナーという役割をさせていただいて、セッションで何やるかとかの本当にイチから全部やってみました。
意識していたのはただ一つだけ「普通のカンファレンスではできないことをしたい!」でした。
情シスの人がぶっちゃけ話をしたり、お酒飲んじゃったりってのは普通はないですよねwww
そしてやってみて思うのは、やっぱり楽しかった、やって良かった、という気持ちの良い充足感でいっぱいです。
ご賛同いただいて登壇してくださったみなさま、そして見に来てくださったみなさま、本当にありがとうございました。
11月頃から準備を始めて、それからの3月までの間、結構な時間を使っています。
また、スタッフをする見返りとしては「楽しかった」以外の事って無いんです。
参加費として1000円を頂いていますが、最終的には赤が出るぐらいなんです。
そして、自分の会社からの評価にも全然ならないのです。
むしろ準備期間の途中、仕事の方を優先せざるを得ず、そっちもパンパンになっちゃって周りの皆さんにご迷惑をかけたこともあります。
なのになぜやるのか
アスキー大谷さんとの公開インタビューでも少しお話しましたが「なぜ勉強会に行くのか」に通じるものがあります。
私が思っていることとして、ただ単に技術的な知識を学ぶためだけであれば企業が主催するセミナーに行けば良いのです。
有償のトレーニングも受けたら、もうバッチリだと思います。
ではなぜユーザー勉強会に行くのか。
そこには「その技術を使っている・学んでいる仲間がいるから」なのです。
質問をぶつけたり、逆に質問に答えたり、そして一緒に悩んだり・・・あるいは一緒に飲んで仲良くなったり・・・。
会社へただ単に通っているだけでは知り合うことのない人たちと知り合って仲間になる。
キーノートでも金春さんが言っていましたが、そこで何らかのきっかけがあって転職や結婚といった人生の転機が起きる。
そこまででなくても、ちょっとした勇気を出して話しかけてみたら仲間は増えるものです。
すぐに何かが起こるわけではないにしても、後々に自分のプラスになると思うのです。
自分の勉強のためという理由で行きだした、とか勉強会に行くきっかけは人それぞれですが、ユーザー勉強会に参加する醍醐味ってそこではないかと思うのです。
私は、そういう場を提供できた、みんなが楽しんでくれた、それが自分の「楽しい」につながっています。
なので、やる。
それだけなのです。
今は何も決まっていないけれど、来年も何かしらの形でJAWS DAYSには関わると思います。
当然「良かった」だけではなく、課題点もあります。
なので、次回には何かしらのカイゼンもしたいなと。
そして、今年はそのほかにも新たなチャレンジをしようと考えています。
ぜひ、楽しみにしていてください。
そして、なにか私がお願いをしたときに協力していただけると、私が超喜びますw
最後に・・・参加してくださったみなさま、ありがとうございました!!
来年も是非!!!・・と、そのまえに、毎週のようにどこかでJAWS-UGの勉強会が行われているので、ご都合が合えばぜひ参加してください。
Camera works at
金春さん
平野さん
加我さん
週末は西新宿へ行こう!
せっかくAWS Samurai 2015になったんだからこの日だけはちょっとだけ調子に乗っちゃってもいいよね?
ということで、いよいよ来週土曜に開催されるJAWS DAYS 2016の宣伝です。
えぇ、宣伝なんです。
JAWS DAYSってなに?
年に1回、全国50支部以上もあるJAWS-UGの面々が北は北海道、南は沖縄から東京は西新宿に集まって大勉強会をするという、AWSユーザーの、AWSユーザーによる、AWSユーザー(これからの人も含む)のためのイベントです。
今年は3月12日(土)ベルサール新宿グランドで10:00〜18:30の間、開催されます。
最寄り駅は丸ノ内線西新宿駅徒歩3分、大江戸線都庁前駅徒歩7分、各線新宿駅徒歩15分、新宿駅から歩くと結構時間がかかるので西新宿駅で降りるのがオススメです!
■公式サイト
jawsdays2016.jaws-ug.jp
■申込みサイト
jaws-days.doorkeeper.jp
■地図
Google マップ
JAWS DAYSって何やるの?
気になる内容として、特別ゲストをお迎えするセンタートラック、AWSの中の人と各UGの人が行うテクニカルトラック、ユーザー企業の人たちがぶっちゃけトークをするユーザートラック、今回のテーマである「Move up the Next」の名にふさわしい「次のクラウド」をご紹介するThe Next cloudトラック、流行りのサーバレスアーキテクチャ構成を学べるwork shopトラック、IoTなハンズオンを体験できるHack dayトラック、地方の支部や韓国のAWSユーザーグループの方たちが話す出張勉強会トラック・・・と7つのトラック×5セッション+キーノートの計36セッションをご用意しております。
また、AWSカルタやAWS麻雀、顔抜きパネルといったお楽しみコーナーもあります。
AWS麻雀は麻雀のルールを知らなくても遊べるようになっているので休憩中にでも是非!
AWS Samurai的オススメってなによ?
そりゃー、もちろん、ユーザートラックです!!
つーか、私が企画担当したんだもん!!異論は認めない!!!w
ということで、AWS Samurai presentsなユーザートラックのご紹介〜♪*1
11:10〜12:00 首都圏以外でイノベーションをリードするユーザー企業からクラウド活用を学ぶ 〜地方のユーザ企業はクラウドとどうつきあうべきか?〜
のっけから超長いタイトルですが。。。
個人的に地方だ東京だという言い方ってあまり好きではない、言われてみれば私も地方出身者やねんでー!!!な人間なのですが、たまーに地方のJAWS-UGに行ってみて話を聞いてみると「ウチは東京と違って地方だから、クラウドって言っても東京の会社みたいにはねぇー・・・」みたいな。
・・・いや、地方でもそんなことしてる会社ってありますよ?
ということで広島のアンデルセンサービスの堀尾さん、静岡のヤマハ発動機の原子さんより、AWS導入をどのように社内で進めていったのか、どんなふうに使われているのか、といった「地方企業だってちゃんとAWSを使ってしあわせになってるんだよ!」という内容のお話をしていただきます。
13:00〜13:50 パネルディスカッション: ユーザの本音、AWS入れてどうなった?
自分自身もそうなのですが、AWSの導入事例ってAWSサイトを覗けば、国内企業だけでもかなりの数があり、他社がどのように使っているのか、どんなシステムを動かしているのかといったことはネットだけでも知ることができるようになってきているように思います。
ただ、導入後にどうなったか?これからはどうしようとしているのか?ということを知るチャンスというのはまだまだそんなにないのかな、と。
それならばその話、してもらえばいいじゃん!!
企業主催のイベントだといろいろなオトナの事情で話しにくいこともあるかもしれないけど、JAWS DAYSはユーザーイベントなんだから話しやすいのでは?
なんてことを思って、お声がけをしてみたら快諾していただけたのが、パルコの林さん、コーセーの小椋さん、クックパッドの星さん、medibaの山田さん。
どの方たちも、AWSを早くから利用している企業の方たちとなります。
そして、モデレーターには元AWSエヴァンジェリスト堀内さん!
AWSの導入前後で社内がどのように変わったのか、使っていく中でどのような課題が出てきたのか、これからどういうことをしようと考えているのか、というテーマで語り合っていただきます。
14:00〜14:50 長谷川秀樹のIT酒場放浪記 情シス不要論編〜情シス不要論にみるIT部門のありかたとは〜
ITProでこんな記事を読んだことはありませんか?
極論暴論シリーズでお馴染みの木村さんですが、情シスを素人だの無能だのボンクラだのと散々なぐらいに、いやむしろ気持ちいいぐらいにボッコボコにしてくれていますw
私も情シスの人なので「きゃー耳がいたーーーい\(^o^)/きゃーー無能な情シスでぇぇーーーーーす!!\(^o^)/」とドM根性丸出しで毎回愛読しておりますw
完全に個人的趣味丸出しで、木村さんの生暴言を聞きたい!\(^o^)/というドM根性丸出しでお願いしてみたらあっさりOKしてくださったので、それならばと対談相手として日清食品ホールディングスのCIO喜多羅さんをお招きし、モデレーターはJAWS-UGのラスボスことAWS Samurai 2015のハンズラボ長谷川さんといった豪華キャストで酒場放浪記的にお送りします。
こっそりと、「えびあん」と書かれたボトルに日本酒を混ぜるのはお約束デスヨネー
15:00〜15:50 パネルディスカッション: ユーザ企業はベンダーに何をもとめてる?
こちらも普段ではなかなか聞けないお話かな、と。
APN(AWS Partner Network)に登録している企業はSIerでもパッケージソフトメーカーでもそれぞれ100を超える企業が国内にあります。
そして、その数は今後ももっと増えていくのだろうと思います。
「ユーザー企業側の視点」として、ではどんなことをしてもらえれば嬉しいのか、何を望むのか。
そういうことを、自分自身もそうですがユーザー企業の「中の人たち」が発信して、「ベンダーの中の人たち」に応えてもらえるようになれば、よりいっそう自分たちが望むモノを作っていけるのでは・・・そうなればユーザーも「ベンダー」も、みんなHappyになれるのでは・・・?
そんな感じでお声がけをしたら・・・NTTドコモ秋永さん、ガリバーインターナショナル月島さん、インテージテクノスフィア菊池さん、ANAシステムズ中垣さんにお話をしていただけることになりましたー!
そして、モデレーターはIoT界に超新星爆発を起こしたSORACOMのCEOかつ元AWSエヴァンジェリストの玉川さん!!
それぞれ、企業規模や風土、外注率も違う会社となりますが、それぞれの視点でAWSのサードパーティベンダーなど、AWSを中心にしたこれからのエコシステムにユーザー企業が何を求めているかなどのテーマで熱く語っていただきます。
前後を情シス不要論、SI不要論で固められてしまっているのですが、こちらもぶっちゃけトークが、いや、むしろ!暴走トークが期待できます!!
16:00〜16:50 長谷川秀樹のIT酒場放浪記 SI不要論編〜「SIerの余命は5年」は本当なのか〜
ハンズラボ長谷川さんと情シス不要論のセッションについてお話をしていた際にふと長谷川さんがこんなことをおっしゃったのです。
「そういやー、木村さんてSIerも斬ってたよなぁー?」
なるほど。こういうことですね。
というわけで、サーバーワークス大石さん、セゾン情報システムズ小野さん、オトナの事情で社名は出せないんだけど・・・な某コンサル系SIerの牧野さんといった、こちらも様々な形態の「お客様にシステム・サービスを提供する」会社の方たちをお迎えしてお話をしていただきます。
どうすれば5年後のオリンピックフィーバー後も生き残れるSIerとなれるのか、「お客さん」とどういう関係を作れば良いのかという、いろいろな視点でのディスカッションになりそうです。
かなりシビアで辛いお話も出てくると思いますが、同じような立場の方たちには必見のセッションとなるのではと思います!
企画した人としての視点
自分自身が今こんな話を聞きたい!という観点で「こんなセッションがあったらどうだろう?」というものを各登壇者の方々にお願いをして、出ていただいています。
自画自賛になるかもしれませんが、どのセッションも捨て駒ではない、絶対おもしろい!そんな自信もあります。
だってやるからには、1秒たりとも手は抜きたくない!そんな思いもあります。
そして、そういうお話をして頂ける、と自分なりに思った方たちにお願いをしてもあります。
今までのいろいろな勉強会の立ち上げもそうですが「こういうのっていいんじゃないだろうかー!!」ということを実現してみたら、結構みんなも賛同してくれた!面白がってくれた!!
というのもあり、ある意味調子に乗ってしまっているのかもしれませんが、同じように思っていただけている方って結構いるんじゃないかと思うんです。
私にとってはどのセッションも全てが超オススメです。
是非足を運んで、聴いて、何かしらのヒントやひらめき、そして自社のシステムを作る人、お客さんへシステムを作る人、ぞれぞれのいろいろな立場の方に対して、何かしらのご自身の仕事のためになるものを得て帰っていただければと思っています!!!
だから!!!
今週の土曜は西新宿にGO!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そのまえに・・・
金曜日はHUB新宿西口大ガード店へ来てください!
行く前にいろいろな人と仲良くなっておくと、JAWS DAYS当日がもっと楽しくなりますよ♪
AWS-HUBは注文時に支払いをするというキャッシュオンデリバリー形式なので、いつ来ても・いつ帰ってもOKです!
遅刻連絡や欠席連絡も不要です!!
まさにFreeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeedom!!!!
当日は19時頃よりゆるっと始めています。
https://www.facebook.com/events/1697361533845065/
*1:すみませんがここだけは調子に乗らせてください
「模範都市」を見てきた
さてと。参りますか。
さてと。参りましょう。
私たちはいい人たちです。
選ばれたんですから、間違いありません。
いい人たちはいいモノに囲まれていい暮らしをするべきなんですよ。
いい人たちがいいモノに囲まれていい暮らしをすれば、この街はいい街になるんですからね。
いい街はいい世の中をつくります。
いい人たちがいなければ、いい世の中にはなりません。
さてと。参りますか。
さてと。参りましょう。
私たちはいい人たちです。
選ばれたんですから、間違いありません。
某よく行くバーで知り合った常連さんで希久地 沙和さんという役者さんがいるのですが、その方が東京芸術劇場で出演するということで観に行ってきました。
お恥ずかしながら、演劇というものを今まで観たことがなくて、ニュージーランドでCAT'SとラスベガスでシルクドソレイユのO(オー)を観たことはあるけど、あれは演劇っていうか・・・ねぇ?な感じですよね。
さらに言うと学生の時に大学の演劇部の人たちが新入部員勧誘とか文化祭とかで教室を使ってやっているのを観に行ったことはあるのですが、なんか全身黒タイツの人たちが集団でぐにゃぐにゃしてるやつ・・暗黒舞踊っていうの??をみせられて「まっっっっったく理解できん!!\(^o^)/」となり、とくに観に行くきっかけもなく今まで過ごしてきたわけでして・・・
そんな演劇ド素人のただの感想です。
観る前
チラシに冒頭の文章が載っていて、かつダークコメディです、と書かれているのを読んで・・
まず、なんだかキモチワルイかんじ。
「選ばれたいい人たち」が述べているのであろうこの文章、驕ってちょーしに乗っちゃった感満載であります。
他の事前知識としては、主催のRising Tiptoeは1人劇団で、企画や本を書いたりするひと一人で公演ごとに役者やスタッフを募る形でやっている、最近の演劇界隈ではそういう劇団といっても役者1人とかそういうフリーランス的な感じの形態を取っているところが多いよーとか、東京芸術劇場でやるのってやっぱり劇場側からの審査とかもあるからそこらの劇団じゃなかなかできないよーとかそんな感じでまったく劇の内容に関係ないことばかりですw
ちゅうことで、東京芸術劇場どーん
そういえば、池袋はたまに行くのですがココの中に入るのも初めてでした。
そして場所はシアターイーストと言われていたのですが、中にはいってさっそく軽く迷って。。
見つけた。
観てる途中
まず、劇の冒頭で冒頭の文章のセリフを言うひとたち。
沙和さんがいるぅぅぅぅぅぅうぅぅぅうぅううぅ!!!!東京芸術劇場の舞台に沙和さんが立ってるぅぅぅぅうううぅぅぅぅううぅ!!!!。・゚・(ノД`)・゚・。と半泣きに。
えぇ、まったく泣けるシーンではないんですよ。。全く。。
と、ひとしきり感動(?)したあとは話の中に吸い込まれるような感じでした。
なにせ、いろいろとシンプル。
背景?も銀色のキラキラしている反物が天井から床に向かって5つ垂れ下がっているだけ、大道具的なものも、丸いすを並べているだけで下げたりするのは役者自身。
音楽もほとんど無いので、あとは役者の服装や喋っているセリフの内容から、観ているこちら側が状況を想像して補完していかなければならない、セリフもマシンガンのように繰り広げられて、途中ちょっとわからない言葉も出てくる、というかなりハイコンテキストな内容。
ただ、余計なものが無いのでかえって話に集中できたのかなーと思います。
千秋楽も終わっているのですが、どこまで書いていいものかよくわからないけどざくっとしたあらすじとして・・
人口2万人の地方都市のとあるボロマンションの住民会議に国土交通省の役人がやってきて、この街を模範都市とするプログラムをはじめます、あなた達はそのプログラムで選ばれたいい人たちです。
セレブとして一生遊んで暮らせる保証をします、ただしバレないようにね、、、と。
さらには街の再開発によって宇宙から見える巨大モールができたり、ドブ川がセーヌ川に見立てた川に変わり、新しい住民として多くの若者達もやってくる。
若者たちは一同にモノを買うことを良しとして、まだ何もモノを買っていない人に対して同調圧力をかける。
なぜならこの街で住民登録をする条件として「新しい物を買うことに興味があること、ネガティブなことをいわないこと」が要件だから。
その傍ら潰れそうなスーパーがあり、そこのバイト学生たちは親や地元のつながりから逃げきれない。 一人だけ「よそもの」の女子大生バイトが店の売上を上げようと野菜の出張販売等を提案して孤軍奮闘する。
そんななか将棋の名人とプリンセス○ンコー的なイリュージョニストが街にやってきて、「作られたセレブたち」は名人に弟子入りする。
そしてイリュージョニストがあるときチャリティイベントでモールごと消すというイリュージョンをするといい、特等席として空中席なるものまで用意します、さらには空中席ごと消しちゃいます・・・と。
若者たちは我先にと空中席の予約をしようとするが、予約開始5分で席は売り切れ。
「あの人たち(=作られたセレブ)」が買ったんじゃない?となるけれど、どうもあの人たちっておかしいよね、と「作られたセレブ」たちに疑問を抱く。
同じ頃、スーパーのバイト達の「ちょろまかし」が店長にバレてしまい、店の売上も悪いので誰か一人辞めてもらわないと・・オレ(店長)は決められないからお前らで決めろ、となったがバイト達でも決められないので多数決をとったら「よそもの」女子大生が選ばれてしまう。
あなたはよそ者だから、私達と違って地元や親のつながりとかないし、どこに行っても大丈夫だよね、と。
そしてイリュージョンイベント当日、大雨が降って「セーヌ川」上流のダムが決壊。
モールごと流されてしまい、イベントも中止。
「作られたセレブたち」は返金を要求するが、天災による中止なので返金対象ではないことと、そもそもチャリティですしー・・と。
また、あなた達の素性がバレてしまったようです・・・と投書をみせられるセレブたち。
慌てるセレブたちに対して国交省の役人は「このままこの街で前の生活に戻るか、今度は別の都市ごと購入して新たなプログラムを始めるのでそちらに行くか、どちらにするのか決めてください」と言い渡し、セレブたちは新しい街へ行くことを決める。
スーパーのバイト達が新たなサービスとして農園体験サービスを始めたところに「よそもの」女子大生が戻ってくる。
はじめは気まずい感じだけれど「この前のモールが流された大雨で畑もぐちゃぐちゃだねー」「今日も午後から雨みたいだねー」「またぐちゃぐちゃになっちゃうねー」と言い合っていたら「また耕せばいいじゃない、さあ外に行こう」と女子大生が言う。
観たあと
若者たちは「モノというものは、そのモノを持つことによる経験を得るためのかりそめの姿なのだ」と古いものを捨てて新しい物を買うことを良しとして「私は銀のスプーンを買いました!」「僕は電池を買いました!」と言い合い、まだ何も買えていない人に対して何かを買うように促したり、そういった空気になっていることに疑問を抱いた人をたしなめたりするのですが、その根底にはそうでないと住民登録を抹消される(=追い出される)というある種の強迫観念からきているのだろうなと。
バイト達の会話の中で「コルチャック先生は子どもたちと一緒に死なないで済む手もあったのにねー」というセリフがあったのだけれど、それもバイト達自身のことを皮肉っているように伺えます。
多数決で「よそもの」女子大生をクビにすることを決めた時のセリフからも伺えますね。
※コルチャック先生って誰・・と思って調べたら実在の人物でした。
これらから「みんな一緒でないとダメ」という全体主義、あるいは同調圧力のような気持ち悪さを感じさせる狙いがあるのかな、と。
また、モールが流された後の話では若者たちが出てこないのですが、一緒に流されたのかなーと。。
そして、違う街で都市ごと購入して新たなプログラムを行う、ということから都市自体をも「使い捨て」としか見ていない状況もみえます。
そして「セレブ」で居続けることを選んだ「セレブであることを辞められない」人たち。
一度、楽なものにハマってしまうとなかなか抜け出せない、そんな人間が持つ弱さ。
さらに言うと・・題材としたかはわからないけれど、国家ぐるみで「セレブ」を作ることまではしていないとは思うけど、そういう国がそういえばあるなぁ・・・なんて思ったり。
また、将棋の名人という「本物のセレブ」と「作られたセレブ」とのやり取りで名人が以下のような話を「作られたセレブたち」にします。
「井戸の中にいるヒキガエルとガマガエル。
ガマガエルは大海を目指し、外へ出る。
ビビって外へ出ず、井戸の中に居続けたヒキガエルはある日、大雨が降って洪水が起こり井戸の中にも水が入ってきて溢れた水とともに外へおし出されてしまう。
そして、外に出てしまったヒキガエルはちょうどそこに飛んできたカラスに食べられる。
そして、大海に出ていたガマガエルが井戸に戻ってきた時に無残な姿となったヒキガエルの姿を見て、そしてガマガエルもカラスに食べられる。」
ちょっとヒキガエルとガマガエルの立ち位置が逆かもしれないけれど。。
「作られたセレブ」は「それってどっちも結局死ぬんじゃないですかっ!」とツッコむのですが、それって人間の生き様そのものでもあるのかな、と。
誰でも最後は死ぬので、それまでの間にチャレンジをするのか、そのままでいるのか。
バイトの女子大生も店長に却下されてしまうけれど、売上を上げるための新たな施策を提案したり、バイトを辞めさせられた後にモールで新たな仕事についたりと、チャレンジをする人です。
あなたはどちらの人生を選びますか?
そんな問いかけをされたような気がします。
もしも、新しい街での話をするのであれば、出演者が今回のと全員違うとしても観に行きたいな、と思いました。
某よく行くバーの他の常連さんたちも何人か観に行っていたので、いろいろと感想を言い合ったりもして、その中でカーテンコールがなかったことに対する意見もありました。
何を狙ってカーテンコールをしなかったのかはよくわからないけれど、正直にいうとどっちでもいい派w
あと惜しむらくは、こういった演劇ってよっぽどでないと再演はしないということだそうで・・・
生で観るライブ感は薄れてしまうのかもしれないけれど、例えばインターネットでのオンデマンド配信とかでいつでも見られるようになればいいのになーと。
そこが演劇のいいところでもあり、もったいないところでもあるのかな。